EMURGOのCTOであるNicolás Arquerosが、Cardano財団の審議委員に新たに任命されました。Nicolásは引き続きEMURGOのR&Dを率いてCardanoのグローバルな導入を推進しつつ、その技術面におけるインサイトや戦略に関する知見を財団に提供することで、Shelleyによる完全な分散化の開始とスマートコントラクトのリリースという今後のCardanoの展開に向けた連携に貢献していきます。
NicolásはEMURGOのR&Dエンジニアリングの専門家集団という世界トップレベルのチームを率いて、この2年間のうちにヨロイウォレット、セイザCardanoブロックチェーンエクスプローラー、タンガタ・マヌという3つの製品の開発とリリースを成功に導いてきました。彼にはCardano第3世代ブロックチェーンソリューションに基づく豊富な技術知識があり、ニューヨークを拠点とする有望なスタートアップ、dLab/EMURGOアクセラレーターの指導も行っています。
Cardanoの公式商業化部門として、EMURGOはシステム開発、教育&アカデミー、投資&アクセラレーション、アドバイザリーサービスといった事業を通じて、Cardanoのグローバルな導入推進を先導しています。
Nicolásの他にも、IOHKのChief of Staffを務めるTamara Haasenも新たに審議委員に任命されています。
Cardano開発に関する広範なスキルセットと経験を備えたCardanoエコシステムの主要メンバーを審議委員に配置するという今回の発表は、Cardanoエコシステムのさらなる強化、統合に寄与し、包括的な成熟へとまた一歩近付くことを意味します。エコシステムにおける各エンティティは、全方位で堅牢なCardanoを作り上げるべく、それぞれ独立した注力分野を持っています。
今回の任命者は、議長であるNathan Kaiser、EMURGOのCFO/CIOであり副議長のManmeet Singh、会計係のDomino Burkiからなる既存の審議会メンバーに加わることになります。
NicolásはEMURGOのCTOに就任する以前には、チリの大手アプリケーション開発企業の設立者兼CEOを務めていました。3年と経たないうちにその企業は100万ドルを超える収入を生み出し、40以上もの多様なプロジェクトを手掛けるに至りました。さらにNicolásは、EMURGOにEIR(Entrepreneur in Residence)として参画する以前には、シリコンバレーのさまざまなスタートアップでシニアエンジニアとして活躍していました。
チリのラ・セレナ出身のNicolásは、バルパライソ(チリ)のテクニカ・フェデリコ・サンタ・マリア大学の電子工学、および副専攻としてビジネス経済学の学士号課程を修了しています。
EMURGOは、Cardanoをグローバルに発展させる
EMURGOはCardanoブロックチェーンの導入を促すだけでなく、Cardanoの分散型ブロックチェーンエコシステムを採用しているプロジェクトや組織を創出し、投資やアドバイスを行うことによってCardanoブロックチェーンの利便性を向上します。ブロックチェーンの研究開発から得た専門知識および業界パートナーとのグローバルなネットワークを活かし、組織や人材教育等の支援を行っています。
EMURGOは2017年6月に日本で創業し、以降シンガポールやインドネシア・インド・ニューヨークに展開しており、Cardanoプロジェクトの公式な商業化部門として活動しています。Cardanoエコシステムのグローバルな成長、そしてCardanoブロックチェーンの導入促進のためにIOHK/Cardano財団と連携しています。プロジェクトの詳細については、https://jp.dev.emurgo.io/ をご覧ください!
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