Cardanoプロジェクトの公式商業化部門である株式会社EMURGO(シンガポール、代表取締役社長・児玉健)は、デジタル資産およびブロックチェーン業界を代表する世界有数の商業組織、Chamber of Digital Commerce(デジタルコマース会議)に、影響力ある執行委員の一員として参画することを発表します。本委員会は、ブロックチェーンベースのソリューションとデジタル資産の採用を促進するために、ブロックチェーンおよび金融業界の大手多国籍企業、およびスタートアップで構成されています。これは、優れたブロックチェーンエコシステムの展開を支援し、それによって新たなステークホルダーのCardano導入を推進し、ADA保有者に価値をもたらすというEMURGOの戦略とも合致します。
本委員会は、ブロックチェーン関連のポリシーの制定や、専門家による業界分析情報の政府への提供を通じて、証券取引委員会や商品先物取引委員会、世界銀行など、米国最高レベルの規制当局や国際機関と密接な関係を維持しています。EMURGOは執行委員の一員として、本委員会の専門家ワーキンググループやポリシー策定の取組に参加し、このような議論にも加わっていきます。
EMURGOのCIO兼CFO Manmeet Singh
「ブロックチェーンや金融についての最高の知識を結集し、ブロックチェーンベースのソリューション実装に関するベストプラクティスや業界標準を作ることにより、政府や大企業レベルでのブロックチェーン導入に取り組む本委員会の一員となれることを、EMURGOは誇りに思います」
Chamber of Digital Commerceの創設者兼CEO Perianne Boring
「EMURGOをChamber of Digital Commerceの執行委員会に迎え入れることを嬉しく思います。Cardanoの公式商業部門としてのEMURGOは、デジタルコマース会議に豊富な専門知識と洞察をもたらすでしょう。」
ブロックチェーンやデジタル資産という概念が、レガシーなシステムや従来の産業を変革する可能性を持つことについては、ここ数年で多くの人々へ浸透してきました。執行委員メンバーであるPwCによると、2030年には最大20%のグローバル経済インフラがブロックチェーンベースのソリューションを活用することになり、ブロックチェーンは年間3兆ドル以上のビジネス価値を生み出すと予測されています。 [1]
Cardanoやブロックチェーン全体の採用を促進するためには、相互運用性を促進し、ステークホルダーが支持できる適切な基準を採用するために、ブロックチェーンエコシステムのプレイヤー間で信頼を築く必要があります。PwCによる指摘は、規制に関する不確定部分が導入推進にとって最大の障壁であることも示しています。[1]
EMURGOの加入は、ブロックチェーン関連の効果的なポリシー策定、情報リソース構築、およびCardanoプロトコルの価値の説明を通じて、規制当局と直接関わることによってこれらの問題に対処することを目的としています。
出典
[1]https://www.pwc.com/gx/en/issues/blockchain/blockchain-in-business.html
EMURGOについて
EMURGOは、プロジェクトや組織におけるCardanoの分散型ブロックチェーンエコシステムの構築、投資、広報により、Cardanoの導入を推進し、ADA保有者に価値を提供しています。EMURGOはCardanoプロジェクトの公式商業化部門で、2017年6月に東京で、2018年5月にシンガポールで設立されました。EMURGOはIOHKとの独自の提携関係により緊密な協力を行うことで、Cardanoのエコシステムをグローバルに展開し、Cardanoブロックチェーンの導入を推進しています。詳細はhttps://dev.emurgo.ioをご覧ください。
Chamber of Digital Commerceについて
ワシントンD.C.に本部を置くChamber of Digital Commerceは、デジタル資産とブロックチェーン業界を代表する、世界初、かつ世界最大の商業組織です。詳細はDigitalChamber.orgをご覧ください。Twitterアカウントはこちら。@DigitalChamber
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